やってはいけないストレス解消法
 
間違ったストレス発散をすることで逆に体に異変をもたらしたりストレスを増やす結果につながります。


ストレス解消法には様々な種類がありますが、人それぞれ一番適している方法は異なるので一概にどれが良いかは個人差があります。
しかし・・・中には本人がストレス解消のためにしていると思ってしていることが、実は逆効果であってストレスを余計に溜めてしまっているといったケースがあるのです。
こうした間違いはストレス解消法として思ってしていることに依存性が潜んでいることが多く、気付いてもすぐにはやめられない場合がほとんどです。


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やってはいけない解消法

 ストレスの解消方法は人それぞれですが
 ここでは依存症に発展してしまう行為について書いていきます。
 ちなみに私も喫煙者でしたので喫煙の際の落ち着いた感覚は今でも
 覚えていますが単に依存症だったんだと思い知りました。





<1、喫煙>

「タバコをやめるとストレスが溜まる」ということを言い訳にタバコをやめない人がいますが、それは違います。
たしかに長い間タバコを吸い続けている喫煙者の方にとっては、タバコを吸うとイライラやストレスが治まるといったことがあると思います。

事実私も喫煙者であったのでその感覚はよくわかります。
しかし喫煙することによるストレス解消効果はなく、ニコチン依存症といった薬物依存
によって気持ちが落ち着いているだけの状態なのです。
タバコを吸うと体内にニコチンが吸収され血中ニコチン濃度が上がります。
吸ってしばらくするとニコチン濃度は下がります。この低下が「タバコを吸いたい」
いう欲求をもたらすのです。

しかし欲求が解消されなければイライラが生じるのでストレスが溜まっていきます。

そのイライラやストレスを落ち着かせるためにニコチンに頼るしかないので、こうしてタバコを吸い続けることがニコチンの増減を繰り返すことになります。
喫煙することによって破壊された肺の組織は戻りません。私は手術で切除された自分の肺の一部を写真で見せてもらったのですが健康な肺の組織と比較すると腐敗した細胞組織のようにしか見えませんでした。



<2、パチンコなどのギャンブル>

ストレス解消法の一つとしてパチンコ競馬などのギャンブルをするという方がいると思います。
しかし、これもタバコ同様にストレス解消法としては間違いで、ギャンブルによる精神的高揚に囚われてやめることができず、ギャンブル依存症となっている場合がほとんどです。
特にギャンブルで儲けた時の喜びを味わってしまうと多少の負けぐらいは「次勝てば元が取れる」と思ってしまい、ギャンブル地獄へとのめり込んでしまうのです。
ギャンブル依存症は強い依存性があり、簡単には抜け出せないことが多く、最悪の場合はカウンセリング等を受ける必要があります。
しかし本当に依存症から脱却するには本人の強い意志が必要です。



<3、暴飲暴食など>

好きなものを好きなだけ食べたり飲んだりしてストレスを解消する方法です。
この方法は一概に正しくないとは言い切れません。でもエスカレートしてしまったり、長い間続いてしまうと拒食症過食症アルコール依存症といった精神疾患を発症する可能性がありますので、極力避けるようにしましょう。

なぜ避けたほうがいいのかと言うと、ストレス発散でお酒を飲むと、飲酒が癖になる可能性も高く、一時期流行した言葉として、主婦がストレス解消のためにお酒に溺れる症状の「キッチンドランカー」というように、飲酒により一時的にストレスから解放される快楽を覚え、次第にアルコール依存症になってしまうというものです。
こうなると次第に体もボロボロになってしまいますし、心にもさらにストレスが溜まってしまうため逆効果です。

お酒でストレスを発散する場合には、できれば一人ではなく親しい友達と数人で会話を交えながらテーブルを囲んで楽しく飲むようにすべきでしょう。

そうした席であれば、お酒だけではなく「相談して貰った」「会話した」などの方面でのストレス発散効果が大きいのでアルコールへの依存度は低くなります。



<4、暴力・八つ当たり>

イライラするからと人にあたったり物にあたったりしていませんか?
人にあたるのは絶対やめましょう。安いお皿を買ってきて憂さ晴らしに叩き割るという人もいるようですが、ケガをしないようにほどほどにしましょう。
育児によるストレスから自分の赤ちゃんに暴力を振るってしまったり、それがエスカレートして殺してしまうような事件も増えています。
社会的弱者に暴力や八つ当たりによるストレスの発散は人の命を奪う結果にもなりかねません。
自分の人生を大きく狂わせるだけでなく、被害を受けた人や自分の家族の人生までも大きく狂わせてしまいます。
もし暴力が酷くなるようなら公共機関の相談窓口などに相談してみるのもよいでしょう。




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