ストレスが引き起こす病気
 
ストレスが限界までたまってしまうと人間の身体は病気になってしまいます。
サラリーマンやOLではストレスからくる胃潰瘍になってしまう人も多いですね。私も胃潰瘍を患い入院したことがあります。
こうして身体に症状が出てしまうと精神的にストレスが負担になり、鬱病になる場合があります。
こうしたストレスと病気の関わりについて学んで行きましょう。


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からだの病気


<胃炎・胃潰瘍>
ストレスは自分自身の胃液の分泌により胃潰瘍や胃炎を引き起こします。
健康な状態であれば胃自身は粘膜に保護されているために、食べたものをドロドロに分解してしまうほどの強力な消化酵素である胃液であっても胃潰瘍や胃炎などは起きないのです。

しかしストレスによって胃を保護している胃粘膜は徐々に減少してしまいます。

つまり胃の機能を自分でコントロールできない状態になってしまうのです。これによって胃壁が強力な消化酵素にさらされ胃壁に穴があき、時に出血を伴うような潰瘍になったりするのです。(私の場合は吐血しました)

急性のストレスの場合は強い胃の痛みがあっても比較的短期間に自然と治癒してしまいます。
健康診断や検査などで胃カメラを行うと自然治癒した潰瘍の跡が発見されることがありますが、これは急性のストレスを受けた時のものです。



<頭痛や偏頭痛(片頭痛)>

頭痛や偏頭痛で悩んでいる人もいるでしょう。私もその一人です。
頭痛はストレスとどんな関係があるのでしょうか。

ストレスは生理的な緊張を起こし、それが自律神経を刺激して頭痛や偏頭痛が起こります。
もちろん頭痛や偏頭痛の原因がストレスばかりではありませんが、違う病気が隠れている場合もあるので、ひどい痛みが続くようであれば一度医師の診察を受けてみてもらったほうがよいでしょう。

私の場合はCTスキャンMRI脳波検査を行って病気が発覚しました。

最近では「頭痛外来」がある診療所もあるので調べてから行ってみるのもいいかもしれません。
頭痛の原因を100%ストレスのせいにすると本来の病気を見逃してしまう恐れもあるので怖いのですが、実際ストレスが大きく関わっている場合が多いのです。
一つの病院の診断だけでなくセカンドオピニオンを視野に入れてみるのもよいでしょう。





こころの病気


<自律神経失調症>
ストレスが原因で起こるものの一つに自律神経失調症があります。
自律神経は様々な器官をコントロールする役割をしているため自律神経が崩れてしまうと様々な症状が出てきます。

例を挙げると頭痛めまい腰痛不整脈不眠動悸手足のしびれ嘔吐倦怠感肩こり生理不順下痢便秘などなど・・・私が思いついただけでもこれだけあります。

これに当てはまるからと言って全てが自律神経失調症だとは限りませんが、自分で思いこまずに医師の診断を受けたほうがいいかもしれません。

また神経の働きを正常にしてくれる食事(ビタミンB群を多く含んだ食事)を摂るなど心がけてみてください。
自律神経をコントロールしてくれるビタミンAやEを摂取することを心がけることもよいでしょう。



<冷え症>

上記の自律神経失調症の症状の一つなのですが、体温は自分の意思とは関係なく自律神経によってコントロールされています。
自律神経が乱れ(自律神経失調症)ることによって血液の循環を一定に保てなくなります。
そうなることにより体の末端まで十分に血液が行き渡らなくなり、「冷え性」などの症状となってあらわれます。


<(仮面)うつ病>

仮面うつ病とは?
憂鬱だとか不安な気分が特になく、患者自身が体の病気だと思うので、内科を受診することになります。
具体的な症状としては、肩こりや頭痛、倦怠感、食欲不振、睡眠障害、動悸、しびれなどが挙げられます。
病院の内科などの診断でも病名を明確にできないことが多く、診断が難しい病気で身体的には特定の病気はないのですから当然検査をしても異常は見つからず、うつ病を見逃されてしまうことが非常に多いのです。

確かに身体は辛いのに「異常なし」と言われてしまい、患者さんは行き場を失ってしまいます。

周りの人がこの仮面うつ病を知らない場合、「サボりだ」とか「ノイローゼだ」とか「もっと頑張れ」だとか、最も言ってはいけない言葉を言ってしまったりする場合も多いです。
そんなことをしているうちに病気はどんどん進行していき、「仮面」ではないうつ病になってしまいます。

うつ病になると長い間気分が沈んだままになり、何に対しても楽しめずやる気が起きなくなります。
不眠や過眠といった睡眠障害や、食欲の低下などが表れるようになり、物事を何でもネガティブに考えたり、自分を責めてしまうようになります。

適応障害と違って日常の中の些細なストレスでも簡単に生じる可能性があるので、我慢してがんばってしまわずに精神科心療内科を受診されることをお勧めします。



<拒食症(神経性食欲不振症)>

太ることへの恐怖心から極度のダイエットをしたり、口の中に指を突っ込んで食べたものを吐いたり、下剤の乱用などによって数10%以上も体重が減少してしまうことがあります。
女性の場合は3カ月以上無月経が続くこともあり、思春期の女性に多く、元気で活動的に行動しているのに周囲が心配するほどやせていくのが特徴です。
エスカレートしてしまうと、若いときの栄養不足によって中年になったとき骨粗鬆症などの症状により転んだだけで骨折したりしてしまう。



<過食症(神経性過食症)>

拒食症とともに摂食障害の一つである。
食欲を抑えきれないために一度に大量に食べたりひたすら食べ続けたりします。
食べる行為がストレス解消になるために、多くの場合は過食後に自分の口の中に指を突っ込んで食べたものを吐いたり、下剤などを使って強制的に排泄したりする行動をくり返します。
結果的にそういう自分に嫌悪を感じてうつ的な気分におちいります。


 
ストレスの原因  日常でのストレス解消法・予防法

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