生活の中で化学物質を防ぐには

「シックハウス症候群」、「シックビル症候群」あるいは「化学物質過敏症」の原因の一つである室内空気中の化学物質。
少しでも化学物質から家族の体を守るためにできることを紹介します。
簡単にできることもありますし、思い切って始めることもあるかもしれませんが参考になれば光栄です。


ストレス社会で健康に(TOP)

現代社会におけるストレス
 ・ ストレスの原因
 ・ ストレスが引き起こす病気
 ・ 日常でのストレス解消法・予防法
 ・ やってはいけないストレス解消法
 ・ もし病気になってしまったときは?

健康な住まいと健康な生活を
 ・ シックハウス症候群とは?
 ・ 化学物質過敏症とは?
 ・ 生活の中に存在する化学物質
 ・ 生活の中で化学物質の影響を防ぐには?
≪リンク≫

Google

Yahoo JAPAN

素材屋
〜HP素材のおすそわけ〜



化学物質の少ない居住空間にするために

化学物質の少ない建物にするにはどうすればよいでしょうか?

平成15年7月に改正建築基準法が施行されました。
ホルムアルデヒドは発散区分に応じた使用制限などが規定され、また常時換気設備の設置(24時間換気設備)が盛り込まれました。
その結果、改正建築基準法施行以降の建物に関しては材料の選定などの計画段階から低ホルムアルデヒドの建物を作ることが可能になりました。
しかし、トルエンなどその他の化学物質は、まだ材料の品質を評価する公的な規格規準がなく、何を使用するかなどの法令上の規定がありません。
揮発してくる化学物質を室内に溜めないよう、部屋の状態や使用状況に応じて換気設備を運転したり、窓や欄間を定期的に開けるなど、換気に努めることが重要です。
少しでも室内で発生した化学物質を室外へ放出することを心がけるだけで大きな違いが現れてきます。



化学物質を使用した建材等を使わない

分譲マンションや建売住宅など、建築計画から低化学物質の建材の使用に関して徹底しているかを確認する必要があります。そしてモデルルームや実際の建物を見て自分の感覚で感じることが大切です。
低ホルムの建材等を使用していても過敏な方は症状が現れるからです。
注文住宅の場合は多少コストが上がっても打ち合わせ等を密に行って建材選びをすることも必要になってくるのではと思われます。



発生した化学物質を取り除く建材を使用する

そんなものあるのでしょうか?と思う方もいると思います。
建材といっても壁紙なのですが、「内装用の紙クロス」です。
通常は安価で加工のしやすいビニルクロスが主流ですが、紙の壁紙をベースに水性の無機質塗装を施し、表面を汚れ防止コーティングした 潟Oリーンドゥ の「スーパークロスG」です。
この壁紙は生産の段階から廃棄まで有害物質を放出しないというコンセプトのもとに、無機塗装の多孔質の膜の特性によって室内の有害物質や臭いの元ととなる物質を吸着・除去してくれる壁紙なのです。
今はオフィスをメインに展開中なのですが好評を得ています。



化学物質を新たに持ち込まない

主に家具や絨毯などのインテリアなどです。
今の環境の中にさらに外から発生源を持ち込むことになるので家具選びは慎重にしましょう。
家具屋さんに行くとツーンと鼻を刺激するような臭いってありませんか?
あの臭いは合板に使用している接着剤や塗料の臭いなのです。
その発生濃度が国で定めた数値以下であっても過敏に反応する人はいます。



化学物質を部屋から追い出す

誰にでも毎日簡単にできる方法がこれでしょう。
室内にこもった空気を換気することで化学物質を外に追い出すことが一番の解決策です。
昔は自然換気が当たり前でしたが、今の世の中は高気密・高断熱住宅が主流ですから24時間換気システムの機能は十分に活用しましょう。
日中に在宅の際はよいのですが、外出で留守にする際や悪天候で窓を開けて換気できないとき。真夏や真冬で換気が困難な時は必ず24時間換気を使用してください。



化学物質の発生源となるものを取り換える

家具を取り換えるとか、カーペットを取り換えるとかのようなその類のことです。
原因となる発生源がわかっていれば簡単なのですが、なかなか難しいことです。
ですが、家具やカーペットを取り換える時期にこのことを意識して選んでほしいと思います。


生活の中に存在する化学物質

inserted by FC2 system